人気ブログランキング | 話題のタグを見る

handmadeや日常生活のことを・・・・
by natural-kids
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

息子が生まれたとき(2)

息子の生まれたときにブログで、2.3日NICUに入院って書いてたけど、
結局母子同室にはなれなくて、私と一緒に退院も出来なくて、2週間入院してました。

生まれたときの体重が、2500グラムに足らず2400ちょっとでした。
まずここで、低体重児症という病名がつきました。
娘も2700くらいで小さめだったけど、息子ははさらに・・・・。
とにかく皮下脂肪がない。
骨に皮がついてる感じで、さわるのがこわい感じ。
皮下脂肪がないので、体温調節も下手。
空調管理されている病院でさえ、夕方など、
ちょっと寒くなると手足の血色が悪くなってました。

そして、息子には無呼吸症という病名も・・・。
先生曰く、お腹の中で覚えてこなくてはいけないことを覚えないうちに出てきてしまい、
未熟なためにたまに呼吸をするのを忘れてしまう。
ひどい時は酸素を吸わせることもあるけれど、大抵は足の裏を刺激したりして、
泣かせて呼吸させる。
なので心拍や呼吸量などのモニターはつけてるけれど、治療してるわけではなく、
経過観察をしている・・・・とのこと。
たしかに、NICUにいても保育器に入ってるわけではなかった。
無呼吸症という病気は、原因は分かってないが
体重が少ないからというわけではないらしい。
同じNICUのなかには3500で産まれた子も同じ病気で入院してたし・・・・。

先生は簡単に呼吸を忘れるだけと話してたけど、呼吸が止まるという事は「死」をほのめかされてるようで、私達の不安もすごく大きかった。
入院中も面会時間におっぱいをあげに行ってたので、呼吸が止まる様を
何度か目の当たりにした。
唇が真っ青になり、顔面蒼白になる・・・・
怖くてしょうがなかった・・・・。初めて見たとき、夜、涙が止まらなかった。
モニターの警告音もドキドキして、すごく嫌だった。
マタニティーブルーだったこともあり、原因が分からないものとは分かっていても
自分を責める自分がいた。
日がたつに連れ、不安は大きかったけど、息子はおっぱいをすごくよく飲んでくれたので、
おっぱいをあげる楽しみ、安堵感もすこしでてきた。

退院して、大丈夫とはわかっても、もし・・・・という不安が残った。
「とりあえず1ヶ月検診をパスしてくれれば・・・・」
↑こればかり頭にあった。

1ヶ月で4000グラム、もうすぐ2ヶ月でたぶん5000に・・・・。
すくすく育ってくれてる。
健康に生まれるって、すごいことだな・・・と
あらためて感じたお産でした。
そして、病気を抱える子供を持つ親の気持ちもちょっこと、分かったかな・・・・

息子、これからも元気に育ってね。
by natural-kids | 2006-11-14 11:21